SECRET♥LOVE 恋する天使の瞳 ~極上な片想い~
「あたしに、明から角膜なんてもらう資格なかったの。あたしなんて、聖美から光りなんてもらえるわけなかったの。」
「明!! 」
「聖美はあの日、事故に会った日… 聖君に全て打ち明けて、たとえ兄妹と世間に思われていても、兄妹のままでも、ずっとそばにいるって決心してた。」
「それなのに… あたしが死ねばよかったんだよね。聖美のかわりに… もういらない。この瞳で光を見る事も聖君を見る事も辞めるから… だから… もう放っておいて!!」
「明!! 」
手がね…
震えるんだ。
闇の世界なんて慣れっこなのに…