SECRET♥LOVE 恋する天使の瞳 ~極上な片想い~
「帰ろう… 」
戸惑う聖美の手を引いて、自宅に連れて行く。
玄関を開けたとたんにはしゃぎ出した聖美。
階段を駆け上がり自分の部屋のドアを開けた。
「お兄ちゃん… 懐かしいよぉ… 」
そう言って泣きだした明はやっぱり聖美で…
「もう、あたしの部屋なんて無くなってると思ってたから嬉しいよ~。」
泣きじゃくる聖美のそんな仕草に胸を締め付けられた。