SECRET♥LOVE 恋する天使の瞳 ~極上な片想い~
「おいで… 」
聖美の震える肩を抱き寄せ、俺の部屋に連れて行く。
また… こうして…
聖美を抱きしめる事が出来るなんて思ってなかった。
俺の足の間にちょこんと座る聖美を抱きしめる。
「お兄ちゃん… もう… 兄弟じゃないんだよね。」
ドキッとした。
それは、俺達が心から願ったことだったから…
「聖美… 」
俺は抱きしめる手に力を込めた。
「お兄ちゃん… キスして… 」
瞳にいっぱい涙をためて俺を求める。