SECRET♥LOVE 恋する天使の瞳 ~極上な片想い~
「いつもそばにいて守ってくれて…
恋のドキドキも
恋の痛みも初めて教えてもらった。
初めて、お兄ちゃんの想いに気付いた時は戸惑った。
でも、イヤじゃなかったんだ。」
そんな風に話してた。
「お兄ちゃんは、背が高くて、髪はちょっと赤くて… それが太陽に透けてキラキラって光って見えるの… それでねぇ、いつもあたしを守ってくれるの… お兄ちゃんの左手の甲には火傷の跡があるんだけど… 小さい時あたしをかばってくれて出来た跡なの。 もしかしたら、あの時からずっと愛されてたのかなぁ… 」
「ノロケ?? 」
「いいじゃない。 ノロケさせてよ!! 明にしかノロケられないんだから」