SECRET♥LOVE 恋する天使の瞳 ~極上な片想い~

無性に情けなくなって、

髪をかきむしりながら叫んだ。


 「ア―――――!! ワ―――――!! 」

どんなに叫んでも気持ちがおさまらない。


自分へのどうしようもない怒り。

爆発しそうな感情。


俺は拳を何度も何度も壁に叩きつけた。


頭の中は明の泣き顔でいっぱいだった。










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