年下君の甘い誘惑








「心配しなくても、未来先輩にぞっこんなんで。他の女なんて興味ないですよ。」


「あたしも。」





そう言って微笑む未来先輩に軽くキスをした






「これで未来先輩は俺のものですね。」



すぐに顔を赤くする未来先輩を見て、思わず笑みがこぼれる



「なに笑ってんのよ。」



にやついている俺を見て、未来先輩が睨んできた



きっと未来先輩は、その顔を逆効果ってことに気付いてない



「未来先輩が睨んできても全然怖くないんですけど?むしろ可愛いと思いますよ。」


「な、な、うるさい!坂石雅人なんて嫌いなんだから!」



更に未来先輩は顔を赤くして立ち上がると、その場から逃げだした



あの人は本当に可愛いくて困る
付き合ったら、もっと好きになんだろうな


てか、これ以上好きになったら俺どうなんだろう



そんなことを考えなから、俺も未来先輩の後を追って歩きだした





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