年下君の甘い誘惑
「だって、前はそんなこと気にしてなかったじゃん。ヤる時期とかさ。」
確かに…
言われてもみれば前は気にしてなかった
「そうなんだけどさぁ~。」
なんか不思議と雅人は大事にしたいって思うんだよね
「逆に何をそんなに悩んでるの?さっさとヤっちゃえばいいじゃん!」
楽しそうに言ってる詩音を横目に、あたしは机に顔を伏せる
「本当にどうしよ。」
こんなに悩まなきゃいけないのは、雅人のせいだ
まさかこんなに好きになるなんて思ってもなかった
まぁ雅人には言ってあげないけど