年下君の甘い誘惑

最高の記念日










「雅人、あがって。」


「おじゃまします。」




あの喧嘩
というよりも、あたしの勘違いから早2日



あっとゆうまに、あたしたちの一ヶ月記念日になりました




「ごめんね、散らかってて。」


「いえ、そんなことないですよ。」



本当はお散歩デートのつもりが、急に雨が降ってきてしまったため、急遽あたしの家に雅人が来た



雅人が来るの分かってたら、部屋掃除したのになぁ


散らかってるとか思われるかな?



「あ、えーと、適当に座って。」


「あ、はい。」




なんか彼氏を初めて家に入れるのって緊張する


龍のときも最初はこんな緊張したっけ?



雅人はあたしの部屋に入るなり、キョロキョロ周りを見回し、ある一点を見つめて止まった



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