年下君の甘い誘惑






「ふーん、そうですか。俺には馬鹿にされてるようにしか思えなかったですけどね。」




違う、雅人はなにも分かってない


年下だからって馬鹿になんかしてない


雅人に気持ちを伝えたかっただけだよ


雅人のこと大好きなだけって、何で分かってくれないの?






言いたいことは沢山あるのに、別人みたいな雅人を見ると1つも言葉が出てこない





黙っているあたしに愛想をつかしたのか、雅人があたしの太ももに手を伸ばす




え、なに?




「未来先輩、襲っちゃっていいですか?」





雅人はあたしに問いかけながら、手を太ももから段々とスカートへと滑り込ませていく




正直、今の雅人は怖い




だけど





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