年下君の甘い誘惑






「うん、嬉しい。」



あたしが頷くと、雅人は照れながらも満足気に笑みを浮かべる



「じゃ、お返しほしいなぁ。」



雅人がベッドに横になりながら、独り言のように呟く



「お返し?」


「未来先輩からキスとか?」




………キ、キス?


雅人のことだから、そんなことだろうかと思ったけど




「他のことにしない?恥ずかしいし。」



「さっきは自分から、キスしたじゃないですか。」




う、確かに




「さ、さっきのは、勢いってゆうか。」



「さっきは出来たのに、今は出来ないんですか?」




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