年下君の甘い誘惑
一瞬何が起きたか分からなかったけど
すぐに誰かに腕を引っ張られ邪魔されたことは分かった
もちろん、腕を引っ張った相手は一人しかいない
「今のは何のマネ?」
ホモ君しか。
「え?なにが?」
俺の質問にホモ君はキョトンとする
まるで何も知らないみたいに
「なにが?って、腕引っ張っただろ。」
「え?腕って?」
「だから、俺の腕さっき引っ張っただろ?」
俺が怒っているのに対し、未来先輩は何が起きたか分からないのか、心配そうに俺とホモ君のことを交互に見る
「ちょ、雅人くん?何か勘違いしてるみたいだけど、僕じゃないよ。」