年下君の甘い誘惑





う、確かに……



これから仲直りしようってときに、なにしてんだって話だよね



でも、緊急事態だし
ちゃんと話せば雅人だって分かってくれるはず







「雅人なら大丈夫…だと思う。」


「あっそ、じゃ入れば?」




そう言いながら、傘の半分のスペースを空けてくれた



あれ?何か今の安部くんの話し方違和感があったような





明らかに不思議そうな顔をしていると、



「どうかしたの?」



と首をかしげられた




あ、いつもの安部くんだ
やっぱり、あたしの気のせいだったのかな











< 243 / 297 >

この作品をシェア

pagetop