年下君の甘い誘惑
う、確かに……
これから仲直りしようってときに、なにしてんだって話だよね
でも、緊急事態だし
ちゃんと話せば雅人だって分かってくれるはず
「雅人なら大丈夫…だと思う。」
「あっそ、じゃ入れば?」
そう言いながら、傘の半分のスペースを空けてくれた
あれ?何か今の安部くんの話し方違和感があったような
明らかに不思議そうな顔をしていると、
「どうかしたの?」
と首をかしげられた
あ、いつもの安部くんだ
やっぱり、あたしの気のせいだったのかな