年下君の甘い誘惑






私はいつも通り同じ時間の電車に乗った
今日も相変わらずの混み具合で、足を下手に動かしたら人の足を蹴ってしまうだろう




………ああ、電車が空いてればいいのになぁ




そんな叶わない夢をボ〜っと考えてると




ふとお尻になにか違和感を感じた





…………え?なに?




お尻に触れてる手らしきものは、パンツのラインをなぞったり、やわやわとゆっくり揉むように触る





…………痴漢だ、どうしよう




童顔を隠すための派手なギャルメイク。金髪に近い髪色、短いスカートにルーズソックス。



典型的なギャルだった未来に今まで痴漢行為をする人もなかなかいなかったため、未来はどうすればいいか分からなかった




横目で後ろ確認するが後ろには高校生らしき男の子がいるだけで、痴漢をしそうな人はいない




――――んっ



段々とヒートアップする手にあたしの体も反応してしまう





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