年下君の甘い誘惑






しばらく見た後、最初の方に坂石雅人にすすめられた香水を手にとった





「これにするね。買ってくるから店の外で待ってて。」




「俺も行きますよ?」





「いや、いいから!待ってて!」






あたしは無理矢理、坂石雅人を店の外にだしてレジに向かった





………………危なかった




坂石雅人と同じ香水買うとこ見られたら、変に思われるもんね





自分でも何で香水を買ってしまったのか分からないけど、どうしても欲しくなってしまった




ん〜なんでだろうなぁ











あたしは考えることに夢中になってて、坂石雅人に香水を買ってるとこを見られてることも、そんなあたしを見て坂石雅人が微笑んでいたことも知らなかった






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