年下君の甘い誘惑





今更後悔しても遅いけどさ




とりあえず、元いた場所に戻ろう
あたしは香水のお店に戻ろうと方向転換をして歩きだす






そのとき




―――――――――ドン





誰かとぶつかって、よろめく





「いったぁ。」




そこには高校生くらいの男子が3人いた






「いってぇ……って可愛いじゃん。」

「本当だ、可愛い〜。」

「君一人〜?」




あたしを見た男子達がそれぞれに話し出す



げ。なんか絡みがめんどくさいパターンだ




……ここは逆上されないように、丁寧にお断りして




「いや、今………ってちょ!」




男達はあたしの話しを無視して、グイグイと引っ張って非常口の方に連れていく




こいつら……………




「ちょっと!あんたたち人の話聞いてんの?!手離してよ!」




男に握られてた腕を振り払う





「強気なんだね。そおゆうことされると、こっちもやる気でちゃうな。」




………………え?





男はあたしの首元に顔をうずめ、首筋を舌でなぞる





「ちょっ!やだっ………。」




あたしは必死に抵抗するが、男はビクともしない




怖い。嫌だ…………




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