生きた証 SILENT VOICE
通院を繰り返す日々

そうそう堪えられる物じゃない

俺の頭は駄目になっていたのに

カウンセラーがもっと駄目にする

質問され

答える

それの繰り返し

そんなので良くなるなら

困る人なんていない

病院は憂鬱の材料が多すぎる

だから

半年ぶりの登校はリハビリ

もう同級生は卒業して

大学進学

就職と頑張ってると思う

なんせ

俺に友達はいなかった

おおよその予想だよ


高校三年生


もたもたしてるから

周りの奴に置いてけぼり喰らった

さっさと卒業して・・・

その後の事は何も考えてなかったな

なんて考えてたら

もう電車の窓から校舎が見えていた
< 3 / 23 >

この作品をシェア

pagetop