命の花
「いっとくが瞬間移動みたいなまねはできないぞ」
彼より若い風精ががなった。
「なんで? イグニス様はあんたを選んだんだろ? 契約の儀も滞りなく水盤を二人で囲んで未来への展望を伝えあったんじゃ!」
「できなかったんだよ。悪かったな! 水盤の台座は壊した。おれさまのせいだ」
「な、なに~!」
彼より若い風精ががなった。
「なんで? イグニス様はあんたを選んだんだろ? 契約の儀も滞りなく水盤を二人で囲んで未来への展望を伝えあったんじゃ!」
「できなかったんだよ。悪かったな! 水盤の台座は壊した。おれさまのせいだ」
「な、なに~!」