命の花
ルシフィンダが炎の勢いにむせる。熱い空気が肺を焼く。
『花よ、永久(とわ)の喜びを一身に受けたる薫り高き誉れの王よ。我々に聖なる守りをもたらせ給え。……えとえと、後何回唱えるんだっけ』
『花よ、永久(とわ)の喜びを一身に受けたる薫り高き誉れの王よ。我々に聖なる守りをもたらせ給え。……えとえと、後何回唱えるんだっけ』