結婚物語!?
窮屈な着物を着させられ、どっかの料亭で待ち合わせる。

何でこんな面倒臭いことしなきゃいけないのよ・・・・

ガラッ

ようやく見合い相手が来て挨拶が始まる。

あたしは、相手に顔を見られたくなくて、ずっと下を向いていた。

「はじめまして。華山 遼といいます。」

遼・・・・?どっかで聞いた名前だな・・・・

あたしが顔を上げるとそこには、入学式の時の美形が!!

「ああっ!!あの時の!!!!」
「君は・・・・入学式の・・・・」
『何?あなたたち知り合いだったの?』

「うん・・・・」

『なら、話は早いわね。来月結婚だから。あなたたち。』

『いやはや、遼。すまないな、凜さんも。』

「ちょっと、親父!!聞いてないですよ!結婚なんて!!俺はいいですけど、凜さんがかわいそうじゃないですか!!」

いいんかいっ!美形!!!!

「お母さん、どうゆうこと?あたしと結婚なんて、お相手がかわいそすぎるわ!」

『しかたないのよ。取引先の社長さんなのよ。』

実はあたしの家は、金持ちなのだ。
だからといっても、あんまりだ。

『まあまあ、後は若い二人に任せましょう。』

『わかりましたわ。』

行かないでぇ〜〜〜



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