結婚物語!?
あたしの願いも聞いてもらえず、虚しくドアが閉まる音が響く。

「いっちゃいましたね。」
ながれる沈黙に耐えられなくなったあたしが口を開く。

「そうですね。」

「あの・・・・いいんですか?結婚。」

「俺はいいんですよ。君は?」

「あたしも別に・・・・」

ドサッ

えっ?

「ふうん、いいんだ?」

「ちょっと、どいて・・・・〜〜〜〜ッ何でこんなこと・・・・」

「何でって、ただ興味が湧いただけ。凜に。」

顔を近づけられる。

「ヤダ!!」

「・・・・ククク」

「ヤダって言ってんでしょ!」

ゴンッ

頭突きをくらわす。

「たっ」

「もうっ、あんたのせいでメガネ取れたじゃん!!」

「お前・・・・面白いな。」

「はぁ!?」

「気に入った。お前と、結婚する。」

「ヤダ!!」

「俺の言ったことは、絶対。」



神様。どうかあたしを助けて下さい・・・・



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