彼我のキョリ 〜詩集〜





僕は

離れない






君が好きだから





たとえ 君が遠いところに

行ってしまったとしても







いつか

僕たちはまた会えると

信じている






僕と君のキョリは

確かに“0”だった




今は“∞”とでも言っておこうか




でも

大丈夫






キョリは縮めるためにある




だから

また

僕らは縮まる






それまで

待っていてくれ







焦らず

僕を待っていてくれ








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