君の隣。
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「ばーーーーーかっっ!!」


叫ばれて、
呆然とするほか無かった。


周りの人が
ざわついている。


あれは、俺だよな?
ゆかりだよな?絶対そうだ。
ばか?なんでだ?



でも、うすうす感じていた。
最近避けられていること。


何も言わないし、
平気な顔してるし、
強がってたなんてわからなかった。


外を見ると
体育館のほうに
駆け込むゆかりがみえる。




行こう。


ちゃんと話さなきゃ、
分からない。



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