君の隣。
緑side
「おーい。起きろ!!」
「うにゃー…。」
「猫かお前は。
…いいから起きろー。」
「うわっ!!」
長谷川君に
突然頭を叩かれる。
手加減なしで
本当に痛い…。
「お前、
4問も解いたんだな。」
「うん。
頑張ろうと思って。」
「…やるじゃん。」
「本当に?!」
「まぁ、
ほとんど間違ってるけどな。」
「本当だ…。残念。」
「なんでここはYes.にしたの?」
「はてながついてたから。」
「は…はてな?」
「はてなマークがついてたら
Yes.かNo.で答えるのが普通でしょ。」
「…そこからか。」
長谷川くんは
はぁ…とため息をつく。
疲れてるのに
教えてもらって
すごく申し訳ない気持ちになる。