君の隣。

不登校者を入れても
下から3番目。


「ある意味…天才。」



「誉めても
なんにもないよ?」


「いや…
誉めてないけど…。
まぁいいや。
教えてあげる。」



長谷川君は
私の机に自分の机をくっつけた。



そして、
すごく細かく
わかりやすく教えてくれた。



「すごーい!!
わかっちゃった。」


「わかったら
凄いのかよ…。」


「うん。
一生解けないと思ってた。」


「お前、
なんでこの学校
受かったんだよ…。」


「うーん…
なんでかなぁ…。」


「おいっ…。」



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