君の隣。

先生は小原を見て、
「可愛い子じゃないか。」


と俺をからかってきた。


「馬鹿なんです。
かなり天然だし…。」


「だからお前と
気が合うんだろ?」


「まぁ…。」


「絶対守れよ。
お前の手で。」


「言われなくても最初から
そのつもりです。」


「全く…可愛くねーな。」


「親譲りですから。」


ゴリマッチョは
「確かに…」
とつぶやいていた。

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