君の隣。
だって
家は反対方向だから
一緒に帰ると
迷惑かけちゃうから。


とりあえず
家に帰って机に向かう。


でも...
わかんない。


「もう、お手上げだよ...」


勉強やったのなんて
いつぶりかなー。


小学生以来?



(♪~♪♪~)


電話来たー!


(ピッ)


『あ、俺。
叶汰ですけど。』


「知ってるよー。」


『ちょっと
疑問に思ってたこと
聞きたくなって。』


「なに?」


『なんでこの学校
受けようと思ったの?』


「うーん、適当。」


『適当。
よく受かったな。』


「私もそう思う。
1回落ちたんだけどね、私。」


『は?』
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