我が家の王子サマ*



―――翌日。

学校につくと、
あたしは昨日のことを
親友の優に訴えた。


「だからさ、やばいでしょ?あたし!!」


昨日の全てをいい終わると、
なぜか優は企んでいる顔をした。


「いいじゃん」


「……?」


「それさ、その男の子とフォーリンラブって可能性もあるじゃん〜!!」


……あ、そうか!
そういう考え方もあるじゃん!


「そっか……!そうだね♪」


「でしょ?いいなあ、それでフォーリンラブしたあとは……♪」


「優!そこまでは……//」


「あ、ごめーん!でもさ、なんか起きたら報告してよー?」


「はいはい…」


優に話せてよかった。


あたしは席に着いた。




―――――――――
―――――――
――――
――


< 7 / 28 >

この作品をシェア

pagetop