悠久の島
2.庭園の舞台
天かける者
下を見れば海と島々
上を見れば雲と空
その間には あたし
幼くてまだ飛べない少年を見守りながら
あたしは空を目指す
庭園は世界の中心の真上に存在している
まずは世界の中心を目指した
まだ幼い羽は浮かび上がることはできても
真っ直ぐ飛ぶことは困難である
横切った鳥を見た
あたしは見よう見まねで羽を動かした
だけど ふわふわと柔らかくもぎこちない
前に進んでいるはずなのに よたよたとなる
まるで 赤ん坊のよちよち歩きのように
鳥はあたしを見て笑っている
なんだか恥ずかしいけど
それでも 飛ぶことをやめなかった
上を見れば雲と空
その間には あたし
幼くてまだ飛べない少年を見守りながら
あたしは空を目指す
庭園は世界の中心の真上に存在している
まずは世界の中心を目指した
まだ幼い羽は浮かび上がることはできても
真っ直ぐ飛ぶことは困難である
横切った鳥を見た
あたしは見よう見まねで羽を動かした
だけど ふわふわと柔らかくもぎこちない
前に進んでいるはずなのに よたよたとなる
まるで 赤ん坊のよちよち歩きのように
鳥はあたしを見て笑っている
なんだか恥ずかしいけど
それでも 飛ぶことをやめなかった