悠久の島

理由

世界地図のちょうど真中に位置する

その島には 大きな塔がそびえ立っていた

止む事の無い 雷雲と雷鳴

天空の遥か遠くまで その塔は伸びていた

二人の少年 一人の少女 三人の英雄 二人の使者

塔の天辺では この八人と一人の男が戦っていた

一人の男は言った

「私が、この世界を統一する。」

少年の一人は 男に向かい叫んだ

「うるさい、ここまで追い詰めたその代償、どうするつもりだ」

英雄の一人は言う

「お前は、また同じ過ちを繰り返すつもりか、統一するということがどう言うことか分かっているのか?」

男は言う英雄を睨みながら

「お前たち亜人共に、何ができると言うのだ、どうせ何もできまい、統一が成功すれば、いずれお前たちも消えるのだからな。」

はっはっはっと大声で笑う男

八人と男 この戦いの結末は・・・
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