幸せな時間 ～私を変えたのはあなただった～

ひろに汚れた体を見られるのは
恥ずかしかった。

でもびっくりすることなく
私の体を洗ってくれた。


｢痛い？｣

｢大丈夫だよ。｣



ひろは私に気を使ってくれた。
自分の心配なんてしないで
いつも私ばっかり…


これ外出ひろの良い所であり悪い所。


でもひろはひろだ…
ひろは何一つ変わってない。

私はこんなに変わった。
ひろはどう思ってるんだろう…。

怖かったけと聞いてみた。


｢私って前と変わったよね…？｣


ひろは私の頭を洗いながら言った。

｢変わってないよ。俺が大好きなのぞみのままだった。安心したよ…。｣



｢ひ…ひろー…!!｣


私は裸のままひろに抱き着いていた。


ひろは本当に偽りのない優しい笑顔を
見せてくれた。



ひろ…。
大好き。