素直になれない
「お帰りなさいませご主人さま、お嬢様」


可愛らしいメイドさんが席を案内してくれた。



「ぜ、ぜ、絶対無理!!」


「今さら何言ってんだよ」


「あたしやったらキモイだろ」



「そうだな」


「あ゛?」



「うそうそ、お前絶対可愛いと思う」



「かかか…」



くちをパクパクしてるとメイドさんが注文をききにきた。



あたしたちはオムライスを頼んだ。
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