素直になれない

キレイにかたずいた部屋

黒で統一されていた。


生活感がまったくない。

あたしはそわそわと立っていた。


「座れば?」


「ああ。」


「小島って1人暮らしなのか?」


「そう」


「寂しくないか?」



あれ?あたし何きいてんだ?



「別に…」


小島は何か苦しそうだった。
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