寮生活で同居ちゅう+゚゜
誰だろ?
ディスプレイを見ると
『拓真君』
と 表示されていた。
私は濡れていた手を拭き、ソファーに座って、一呼吸おいてからケータイを開いた。
受信ボックスを開いて、本文を読む。
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From:拓真君
さっきは、ありがとう。
頼みたいことがあるから、もう一度、僕の部屋に来てくれないかな?
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と言う内容だった。
私は、エプロンを脱ぎ捨て、隣の部屋へ向かった。