ラブファイター




ドキドキしていたあたしの心臓は、次の彼の言葉で一気に冷めてしまった。



「無理だから」



さっきとは、別人のような口調や態度。

そして…

冷たく、冷えきった彼の瞳。



まるで、軽蔑した人でも見るかのような冷ややかな瞳だった。






< 23 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop