手と手

「流太には関係ないでしょ」


言葉では必死に反抗してるけど、内心ヒヤヒヤだ


「へぇ~?

未由はまさかの反抗期か?

全然怖くねーけど」


「うるさい!!

私先に行くから」



少しでも早く流太の前から立ち去りたくて私は早足で校舎に入っていった





昔から流太に関わるとろくなことないんだもん

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