あまのじゃく


目線を上げると息を切らした智希がいた



「何してんの」


「あ、えと…」


「デート♪ねっ心愛ちゃん」



ビックリして翔真くんを見るとニコニコしながらあたしを見てた



「心愛行くぞ」


「えっあっ」



腕を引っ張られながら出口に歩いてる時翔真くんの方を振り向くと自分の顔を指差して笑ってた


顔?何かあるのかな?


手をあててみると顔が熱い事に気づいた


顔が素直って…こぉ言うことか


何て考えてたら見覚えのある公園に来ていた



「ここ…」


「翔真と何してたんだよ」


「え?…何もしてないよ?」



智希の方を見るとブランコの囲いに腰掛けて下を向いていた



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