楽々荘の住人十色
真保さんは、顔を合わせて以来よく家へ出入りするようになった。
真保さんの年齢は親父と僕の中間あたりで、2年前に旦那さんを亡くしたばかりの言わば未亡人だ。
親父とは壇家さんを通じて知りあったらしい。

もう親父が単なるエ〇坊主にしか見えない。

もちろん、お盆の時も助っ人として随分と活躍してくれたおかげで俺は早く寮に帰る事が出来た。


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