楽々荘の住人十色
「間宮です。実春と一緒の文化保存科学、よろしく」
その言葉の後ろから重量級のソファーを両手に二人が上がってきた。
「重い…この労働料は何で払ってくれるの?」
いつも涼しい顔立ちの三上さんの額には汗。
「コンビニ弁当で勘弁してください!」
ドスン!
と廊下を行く手を塞ぐソファーと地響きに驚いた糸屑だらけの廉ちゃんと顔に絵の具が付いたままの有馬君が扉から顔を出した。
「何やってんの?」
「引っ越し」
今日、楽々荘に新しい仲間(住人)が増えた。
その言葉の後ろから重量級のソファーを両手に二人が上がってきた。
「重い…この労働料は何で払ってくれるの?」
いつも涼しい顔立ちの三上さんの額には汗。
「コンビニ弁当で勘弁してください!」
ドスン!
と廊下を行く手を塞ぐソファーと地響きに驚いた糸屑だらけの廉ちゃんと顔に絵の具が付いたままの有馬君が扉から顔を出した。
「何やってんの?」
「引っ越し」
今日、楽々荘に新しい仲間(住人)が増えた。