楽々荘の住人十色
課題からの解放と早く譲二に会いたいの気持ちで少し身体が軽くなった気がする。
部屋の壁越しにギターを抱えて軽快にチューニング。
歌も楽譜もない曲をただ手首に任せて弾き弾く。
高校生の頃はテストが終わるといつも、こんな感じでギターを弾いた。
コンコンと背中越しに伝わる壁からのノック
「ごっ…ごめん!!」
謝りに行った先は隣の葵君ん家。
「普通にバイトか何かに行ってるんだと思ってて…」
言い訳をしてると尚更恥ずかしくなった。
「いや、変な曲が聞こえてくるから音のする方にノックしただけだから」
部屋の壁越しにギターを抱えて軽快にチューニング。
歌も楽譜もない曲をただ手首に任せて弾き弾く。
高校生の頃はテストが終わるといつも、こんな感じでギターを弾いた。
コンコンと背中越しに伝わる壁からのノック
「ごっ…ごめん!!」
謝りに行った先は隣の葵君ん家。
「普通にバイトか何かに行ってるんだと思ってて…」
言い訳をしてると尚更恥ずかしくなった。
「いや、変な曲が聞こえてくるから音のする方にノックしただけだから」