偽りのキス
屋上
俺は屋上に行き、煙草に火をつけ吸う

肺に溜めた煙をふぅーと吐き

行き場のない煙は

風と共に消えていった

あの女の事が頭から離れない…
忘れられないと言うことが苛立ちに変わる

煙草の吸殻を足で踏みつけ火を消す
ヤニ臭さが残った口にガムをいれ教室に戻る
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