絶望と希望


「ねえ、俺達のバンド名って



もう決まっているの?」



と俺は率直に聞いた。



胡桃は俺を見ながら



「まだ決めてないの」



そう言ったんだ。



「じゃあ、俺が決めてもいいかな?」



「成也君が決めるの?



どんなバンドにするの?」



「・・・えーとね」



と言いながら俺は紙を出して書いていったが、



「う~ん。難しいな~」



と頭を抱える俺。
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