愛は詩となり天に流れる


出会った夜*



プーさんだらけの
ホテルの一室であんたは叫んだ



「ホレたー
よ、よかったら僕と‥‥‥つ、付き合ってください」



そう叫んだあんたに
頷いたあたし


告白されるのなんて
予想していた


だってあたしが一目惚れして無理にあんたをおとしたんだから



でも実際はあんたも一目惚れだったんだって


運命だって思えたの



5月29日のことだった



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