キミと出逢ったクリスマス

『そう。星ね!じゃあちょっと待っててね?』

咲はそう言うと走って行った。

しばらくして戻ってきた咲の手には星と羽のついたネックレスが握られていた。

『渚くん、これどう??』

「これ…星だね!これがいい!!」

『きっと、千紗ちゃんも喜ぶわね。』

「うん!」

『じゃあ、これプレゼントで包んでもらえる?』

『はい!了解です♪しばしお待ちください。』

咲は手際よく、赤の箱に入れて、白のリボンで結ぶ。

『渚くん、はいどうぞ。』

「ありがとう!」

『瞳、御代はいいよ?久しぶりに会えた記念にもらって?』

『いいの?ありがとう。今度ランチでもしようね?』

『うん!じゃあねっ!またのお越しをお待ちしてます。』

「ばいばーい」

手を振りながら店を出る渚。
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