キミと出逢ったクリスマス
◆◆
「尚、ありがとね。」
「いきなり何?」
あれから、芽衣と尚、
千紗と渚で別れて、
今は尚と2人でライトアップされた街を眺めながら歩いている。
「う~ん。なんでだろね。
でも、なんか言いたくなったの。」
微笑みながら言う芽衣。
「そっか。
芽衣………」
そっと尚と芽衣の唇が重なる。
「ちょっ尚///人前だよ!?」
顔を真っ赤にする芽衣。
その姿が愛しくて、
尚は微笑む。