君と私と

それは私の誕生日であり

君の誕生日でもあった

君は私の家に来る途中だったという

クラスのみんな声をあげて泣いた

私は平気だった…ふりをした

かげで泣いた
たくさん泣いた
これでもかってくらい泣いた

それでも、心に空いた穴は埋まらなかった





< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop