萌恋!
一瞬にして注目を集める自分。
柊様に似ている人も、私を見ている。
目が…あった……。
ドクンドクン…
「私……」
―興味ない―
現実なんてつまらない。
でもね……
私……あなたになら興味がある……。
「あなたとならつきあってもいいよ!」
これが私の気持ち。
「えええぇぇ~~~~?!?」
廊下にいた人たちが、一斉に驚きの声をだした。
なんで?
ただ、気持ちを言っただけじゃん。
「おまえ……」
柊様に似ている人が声をだす。
その声も…そっくり……。
好き…大好き……!
「頭おかしい?」
え…?なんで?
「ううん、私あなたが好きなの。」
「無理。」
無理?
私、フラれたってこと?
柊様に似ている人が、私から離れていく。
嫌だ……
私……あなたが好き。
好きで好きでしょうがない!!