未定
1章~67億分の1~
「話ながいし・・・」
「あ~たるい・・・」
「わかる~」
「熱いのにぃ」
ザワザワしている体育館
それもそうだこんな熱いのに1000人近くの生徒が
一つの場所に密集しているのだから・・・
しかもそれをお構いなしに話を進めていく校長の話など誰一人聞いていないだろう。


_____これをもちまして2学期始業式を終わります。

「あ~~~~終わったぁ」
とは言っても毎年3回もこんな式があると思うと嫌気がさしてくる。
S,Tが終わり下校していく。

「直也~~帰るぞ!」
後ろからアタックされて背骨がチョー痛かった・・・
「イッテ!!」
「あっ悪ぃ」
山口っていいやつだけどほんっと馬鹿なんだよなぁ・・・

山口とは中学校で知り合ったばかりで
癒し系てきな存在・・・だと思う・・・


「てか校長はげてたことね?」
「ぶっ・・・わかるわかる!」
「だよな?てかお前とゆうぴそ付き合ってなかったっけ?」
「うん。なんで?」
「いや聞いただけ~」
「なにそれ?」

ゆうぴそっていうのはの彼女。

俺が聞いた理由はちょっとうらやましいなぁと思ったから・・・

____次の日の朝・・・眠くて眠くてたまらなかった。

「起きろよぉ」
父さんが俺を起こして俺はいつも通りに学校に行った。

「直也~~」
後ろからもっちがよんだ。

もっちとは小学校からの付き合いで初めての友達だった、それまで俺は外にもあまり出ないし

なにかあればすぐゲームばっかやってるいわゆる・・・引きこもり?みたいなものだった。

もっちはがたいも良いし喧嘩も強い。

小学校のころはいつももっちが流行の流れを作っていた。

正直うらやましい面もあった。







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