未定
・・・とは言ったものの・・・

実際言葉で告白するのなんかしたことないから恥ずかしい・・・

あーもう泣きそう・・・

そうしてると山口に耳打ちされた
「俺の携帯で文字書いて告れば?」
山口ナイス名案!!

即効山口は俺に携帯を渡してきた。

「ふぅーーーー」
聞こえない程度に深呼吸した。

(・・・あのさ・・・)

とりあえず単語だけ書いてゆうぴその携帯に送ってはちゃもに見てもらい返事が来るのを待った。

(うん)
単語返しですか。
(・・・俺はちゃもの事が好きやんね?)
(冗談は顔だけにしろ!)
何この返事・・・酷くねぇか???
(冗談じゃないって!マジで!)
(私は眠いんだ)
(だから付き合ってくれませんか?)
(・・・今日の帰りまでには返事だすから待ってて)
(わかったよ)

・・・こういうパターンって振られることが多いんだよなぁ・・・
「どうだった?」
山口の疑問炸裂~
「なんか今日の帰りまでには答えだすって言ってたよ」
「大丈夫!!!たぶんはちゃもも直也のこと好きだから」
「そうか??」
「俺にはそういう風には見えないんだけど・・・」
「大丈夫!この山様が言うんだからミスはないよ」

絶対だなぁ??

もし振られたら俺お前の前で困るくらい泣いてやるからな?

覚悟しとけ!

「沙羅が幽霊マンションきてだって~」
ゆうぴそから皆への伝言。

それから20分程度でついた。

そこで沙羅に
「直也~はちゃも恋愛経験ないよ?いいの?」
って言われた。
「いいよ!俺が好きになったのは確かだし」
「じゃあいいけどさぁ」

もう帰る時間だけど一行に返事がこないなぁ・・・

そこまで悩むことか?

イエスかノーじゃん。

そしたらゆうぴそと山口が
「なんかねはちゃも答えが今日中には考えられないから一週間以内に答えだすって」
と伝えにきた。
答えだすのはいつでもいいんだけどね。

結果が問題だからさ・・・
「わかったよ~」
と返して家に帰った。

< 8 / 10 >

この作品をシェア

pagetop