俺様男に心乱れて
今夜はクリスマスイブ。
今年のイブは、てっきり亮介さんと過ごすと思ってたのに、まさか実家で、しかもこんな形で迎える事になるなんて、思ってもみなかったな…
窓の外を見ると、午後から降り出した雪が、早くも辺り一面を白一色に染め始めていた。
ホワイトクリスマスか…
『ただいまー』
パートへ行っていた母の声が聞こえたので、私は玄関へと向かった。
「お帰りなさい。雪がもう積もって……!」
ガラス戸を開けて入って来る母の後ろに、思いもよらない人物が立っている事に気付き、私は言葉を失った。
今年のイブは、てっきり亮介さんと過ごすと思ってたのに、まさか実家で、しかもこんな形で迎える事になるなんて、思ってもみなかったな…
窓の外を見ると、午後から降り出した雪が、早くも辺り一面を白一色に染め始めていた。
ホワイトクリスマスか…
『ただいまー』
パートへ行っていた母の声が聞こえたので、私は玄関へと向かった。
「お帰りなさい。雪がもう積もって……!」
ガラス戸を開けて入って来る母の後ろに、思いもよらない人物が立っている事に気付き、私は言葉を失った。