七色の恋 短編


「先輩…」

美歩が腕にしがみついてきた

「大丈夫だから」

「はい」

病院が近づくにつれて美歩の震えが
ひどくなった


「美歩着いたよ」

「…はい」


先生の病室にいくまでが長く感じた


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